従来、人の眼の識別力に頼り、これぐらいの”感じ”
という程度の伝達表現しかできませんでした。
人間の目の識別力はあいまいです。
とくに光沢については、識別はもちろん記憶や伝達表現もほとんど無力に等しく、
あいまいな認識を生むとともに、商品の生産や販売の場でトラブルの原因に
つながってしまいかねません。
光沢計は、光沢を測定し数値化。
光沢に対するあいまいな認識を解消し、客観的なデータを基にした評価を可能にします。
しかもハンディタイプでウォーミングアップ不要の簡単操作だから、いつでもどこでも
測定部をあてるだけで、光沢を簡単にチェック。
塗装や研磨などの作業を伴う品質管理や、フロアメンテナンスなどあらゆるシーンで
大きな力となります。
光沢を数値化することにより品質管理はもちろん、
より信頼性の高いサービスを提供することができます。
あらゆるシーンで活躍します ----------------------------------------------
● 塗料・インキの品質管理に
品質検査や屋外暴露試験、光沢検査に。
● 塗装面の検査や診断に
車両、船舶、航空機、橋梁、鉄骨、鉄塔、屋外広告物などの塗装面外観や、
洗浄、ワックス塗布の検査に。また劣化診断などに。
● 印刷物関係のチェックに
ニス塗布工程の美粧特性評価(ラミネート加工、エンドレス加工など)。
乾燥工程後の表面の経時変化・均一性評価。 用紙表面のチェックなどに。
● プラスチック成形物の外観検査に
樹脂成形品の外観検査や耐候性試験の評価に。
● 建築材料や石材などの仕上げの検査に
ホーロー、サッシ、床材、石材、タイル、家具などの製造工程における外観チェック、
完成品検査、現場仕上げチェックに。
● フロアメンテナンスに
ホテルやオフィスビル、商店などのフロアワックス塗布の検査に。
● その他
フィルム、テープ、ゴム、皮革などの品質検査や外観チェックに。
◆グロスチェッカとは?
人が美しいと感じる基準は何でしょう。
ピカピカと掃除が行き届いているお店に入ると品物まできれいに見えたり、新鮮に感じたりします。
モダンな家でも、古風な家でも家の隅々まで磨き込まれている家は、住む人にとっても、
訪れる人にとっても気持ちがいいものです。
グロスチェッカはこのピカピカ度(光沢度)を測る機械です。
光沢度とは、ものの表面に光を当てたときの反射の程度を表す量です。
光沢度100は、最もピカピカ輝いているもの。
たとえばガラスや新車の塗装は光沢度80〜100の値を示します。
冷蔵庫など家庭の家電製品は光沢度60〜80、
家具はワックスをかけたものが50〜60、ワックス無しが5〜20です。
全国津々浦々にあるコンビニエンスストア。コンビニはなぜ、流行るのでしょう。
いろいろな理由が考えられますが、その一つに清潔で美しい店内があります。
ここでもグロスチェッカが活躍しているのです。
全国チェーンのコンビニでは、床面の光沢度を定めています。
床面のピカピカ度のチェックを、グロスチェッカは正確な基準で測定しています。
このことがコンビニの売上額に直接つながっているのです。
このようにして、グロスチェッカは、建築材料や仕上げ検査、塗装面の検査、診断、
印刷物関係の検査など各種の仕上げ検査などでも活躍しています。
多機能光沢計 ディバーシー グロスメーターJG-100 使用方法
≪セット内容≫
●本体
●校正用標準板
●スティック
●乾電池
●キャリングケース
≪仕様≫